神の見えざる手の追加記事
需要と供給はモノに対してだけじゃないと記事に書きました。
満足度も神の見えざる手で見えてくるのではないでしょうか。
時間持ちなら、寝たい時に寝る、食べたい時に食べる、本を読みたくなったら図書館へ行くなど好きな事ができます。自由に好き勝手やってみてしっくりくれば満足度が良い状態になります。
「時間持ちならみんな幸せか?」と聞かれれば「NONONONO!」と答えます。
例えば、どうしても欲しいゲームソフトがあるのに買えないなら大きな不満足要因ができてしまいます。
次にお金を稼ぐという事になります。そのゲームはバイトをする苦痛よりも買えないことの方が苦痛ならバイトをするという選択肢を取ればいいでしょう。
満足度・不満足度による意思決定。
人生は選択肢の連続です。1日に9000の選択肢を迫られているのですから。
それを理解できるなら、興味あることにはどんどん挑戦し、不満足になることをどうしたら回避できるかあるいは満足に変えられるかを良く考えて、時間というアドバンテージを使って自己実現を追及していけば、高水準の満足度に到達できるかと思います。
逆に日本の幸福度指数が低いのは、社会人が自分勝手に自由気ままにするのは非常識。会社や風習に従って貰いますという空気があるからそこに何らかのパワーが働き、均衡点に到達できないのだと思います。
需要と供給は自然に身を任せるのが一番という理論で独占や国が干渉すると均衡点が変わってしまうということですが、会社の持っている縛りが均衡点にゆがみを持たせて、結果高水準の満足度に到達しにくくなってるのかも知れません。
社会人だと高水準の満足度を得ることができないとは言ってません。ただ時間が少ない分到達しにくくなるのではないかなと思います。
社会人でもストレスを少しでも減らすようにし幸せな生活を送るには、何が好きで何が嫌いか、どこまで我慢が可能かなどの自分を把握することが大切かなと思います。もっとも大事な人間関係って会社の先輩後輩や家族や友人でなく自分自身なんだと思います。疲れたら休ませる。体がなまってたら運動するなど良く自分と向き合うようにして大事にした方がよさそうです。