切り捨て御免! 少数派は、切り捨てていくでござる!
最近選挙カー的なものが回っている。
夜中に回らないのは近所迷惑とかそういう理由が根底にあると思うが、
中にはお昼に寝てたり、病気などで寝てないといけないという人もいる。
大多数の人は昼に寝ないから、選挙カーで回ってOK的なのを見ると
「少数切り捨ての世の中だな」と感じる。
私は古典的だけどアダムスミスが好きで需要と供給のバランスで世の中の大部分が成立すると考えているので資本主義である以上格差が生まれることを認めないといけないし、少数派を切り捨てられるのも仕方ないと考えている。
逆に、「少数派ばかりひどい」「ここは少数派で徒党を組んで仕返ししよう」とかそういうので
得られることは少ないだろうし、世の中って大きく変化させるのは難しいことをすでに経験から学んでいる。
世の中とか相手を変えるくらいなら自分が変わればいいし、それが一番簡単な気がする。
私の場合は、大学時代に行き過ぎた資本主義を否定し、資本論で有名なカールマルクスを読み漁って多数派を否定する側に回ったこともあるし、戦争を100%いけないことと言わずに戦争による恩恵もあると少数派の独自の意見を持っていた。
日本は社会主義にはならないし、戦争はいけないことというのが日本国民の大多数の意見。
だから、大学で意見をぶつけあえる友人たちのお蔭で
「人それぞれだよ!」
「否定することに労力を使いすぎる(ストライキ、徒党)くらいなら読書したりアニメ見たりするわ」
「少数切り捨てでも、その少数派が他で恩恵受けれる場所があるんだしいいんじゃね?」
くらいの適当な気持ちへと変化した。
要するに人を巻き込むよりも自分の心を整理していく方がやりやすいということである。
ただ人を巻き込んで何かを成し遂げるのは悪い事ではないけれどなかなか骨を折る作業である。
人生に何度かは経験しておくのもありだと思う。